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メルロー ~葡萄の涙~

ワイナリーのある塩尻市 界隈も、桜の花が「満開」に近づいておりますが、ふと、葡萄畑に目を移しますと、春の息吹きが十二分に感じられる光景を目の当たりにすることが出来ます。

一般的には「葡萄の涙」の名で知られております、葡萄の水揚げ(樹液流動)が活発化してまいりました。

冬の休眠期を終えた葡萄たちが、これから生育していく中での、活動の合図ですね。

以前、信濃ワイナリーを見学に訪れたルーマニア人ご夫妻を、葡萄畑にご案内した際に、葡萄の水揚げする光景を眺めながら、ご夫妻は一言、こんなことを仰いました。

『ルーマニアでは、樹液を集めて目薬として利用するんですよ』

効能のほどは定かではございませんが「葡萄の涙」を見るたびに、ご夫妻を葡萄畑にご案内した時の様子が目に浮かんできます。

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